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アバラ
Alternative Titles
Abara,Digimortal,アバラ,あばら
Genres Author Artist
Release
Status
恒差廟と呼ばれる大きな建造物がわずかに残っている未来世界。それらはあまりに古くから在ったため、人々はもはや作られたものと捉えておらず地形の一部だと認識していた。人口は減り、街は寂れて人の気配はなく、そんな時代に人が「白奇居子」と呼ばれる異形の怪物に変化し、周囲の人を殺戮、捕食し始める。白奇居子はヒトの目では捉えられない速さで人を襲い、事件の解決・治安維持を司る刑兵部省の部隊では歯が立たない。刑兵部省の上位組織で、対「白奇居子」の秘密兵器・黒奇居子を有する検眼寮に属するタドホミは1人の青年を訪ねて協力を要請する。その青年は「主油養殖」で「伊東電次」と名を変えて勤務する、黒奇居子化できる力を備えた駆動電次だった。その直後、駆動は社名入りのエプロン姿で、白奇居子の死骸のかたわらに変身の名残を残した状態で横たわっているところを発見される。刑兵部省の捜査官・先島は、上司からこの事件の犯人は駆動として処理し関わらないように強要されたが、独自に白奇居子の事件を調べ始める。やがて先島ら刑兵部省の職員たちは古代の企業である「第四紀連」の社典異相の書にたどり着く。そこには第四紀連の実在した時代に「がうな」と呼ばれる人の目には見えない正体不明の化けものが現れていたこと、それは人を喰って大きくなり、最終的に恒差廟を食べることが記されていた。
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